もっと働きたい!期間工の契約期間はどれくらいなの?
契約期間は最長で2年11カ月
期間工の契約期間は、3カ月、半年、1年というのが一つの区切りになっているケースが多いと言えます。ですので、短期集中で3カ月だけ働きたい場合や、1年間じっくり働きたい場合など、自分の希望に合った期間を選ぶことができます。最短の期間については、3カ月というケースがほとんどなので、1カ月や2カ月だけとか、1日や1週間だけという募集はありません。逆に、最長の期間は2年11カ月であり、労働基準法による制限で3年以上期間工として働くことはできないことになっています。この法律では、3年以上雇用する場合は正社員として雇う必要があると規定されているため、3年未満である2年11カ月までが期間工として働ける最長期間になるというわけです。
契約期間が終わった後も働くことは可能
期間工の契約期間が終われば、一旦そこで契約は終了となりますが、「再雇用契約」をすることによって同じ職場(企業)で継続して働くこともできます。これは、法律で定められた最長の契約期間である2年11カ月の場合でも同じであり、再雇用契約によってそれ以上の期間働き続けることもできるのです。あるいは、職場にこだわらず期間工として働きたいだけなら、契約期間終了後に別の企業の期間工に応募して働き続けるという方法もあります。そのため、再雇用契約や職場の変更を繰り返せば、期間工として10年以上働き続けることも可能です。また、正社員登用制度があるところなら、3年近く働いてきた実績が認められて正社員になれるという道もあると言えるでしょう。
期間工の募集は条件がゆるく誰でも応募できることが多いので採用のチャンスです。住み込みで働ける環境が用意されていますので遠い地域に応募も可能です。